第2回:仮想通貨界隈ニワカ勢に会いにいく(最終)
2018.12.29
furusake-s
連載の趣旨
ガチ勢とニワカ勢の線引きはとても曖昧だということは『第1回:暗号通貨界隈ガチ勢に会いにいく』でも言及しましたが、暗号通貨と仮想通貨、2つの呼び方があることからも分かる通りに、界隈には曖昧な表現や理解が蔓延しています。ガチ勢は暗号通貨という呼称を好んで使う傾向がありますが、世間では仮想通貨という呼称のほうが普及しています。ビットコインキャッシュをはじめとした界隈のニュースを広くユーザーにお届けしていくためには、この差を理解する必要があると私は考えています。
そこで、BCHNewsではいわゆる暗号通貨界隈ガチ勢ではない、仮想通貨のユーザーに焦点を当ててインタビューすることによって前述の差を理解できるのではないか?との仮説を立てました。この仮説を連載を通じて実証していきたいと考えております。今回はその第2回となります。
【過去の連載記事一覧】
第1回:仮想通貨界隈ニワカ勢に会いにいく
第2回:仮想通貨界隈ニワカ勢に会いにいく(1)
第2回:仮想通貨界隈ニワカ勢に会いにいく(2)
第2回:仮想通貨界隈ニワカ勢に会いにいく(3)
(注記:ニワカという言葉には対象を揶揄するようなニュアンスがありますが、ここではライトユーザーの言い換え程度に捉えて頂ければと思います。インタビュー対象者には予めニワカ勢という呼称を使うこと、連載趣旨についてご了解を頂いております。)
前回からの続き
ビットコインは通貨なのかそれとも金(ゴールド)なのかという話でした
「なるほどなるほど・・ジミーさんてあの人なんなんですか?何やってる人?w」
「どゅっふふっっふwww」
「ははは」
「(日本)デジタルマネー協会の・・」
「(日本)デジタルマネー協会ってなにっ!?www まじでw」
「ふふふw 社団法人」
「めっちゃ面白いんですけどw」
「一般社団法人」
「ジミーさん、ちょいちょいイイネくれるんですよw」
ここまでが前回です。
(中略:オフレコ:ジミーさん、大石さん、田中さん、仮想通貨女子の話)
再びブロック男トーク
なんかブロック男交流会なるイベントを企画されているようでして・・
「今は仮想通貨女子は増えてるんですか?」
「どうですかね・・・今始める理由ないですからね・・」
「まっ、ないよね〜。 今度ブロック男交流会にも女子を・・募ってるんですけれども・・(省略)」
「はいはいはい」
「でもどうしよう大丈夫かなって、着いてこれるかなってこのブロック男の・・完全に・・」
「ブロック男の輪の中に放り込んだら・・・わぁぁぁぁ!!!ってなっちゃうかも」
「大丈夫かな・・絶望を与えて帰っていくかも・・」
「呼ぶ方も結構責任感じちゃいますからね」
「そうそうそう」
「あのー、気持ちよく帰ってもらえればね、いいんですけれども」
「そう!」
「なんかちょっと嫌な思いしたりとかね」
「そうなのそうなの、ブロック男にそんなサービス精神があるとは思えないし・・、めちゃくちゃディスクレつけて・・」
「取扱説明書を渡した上で」
「そうそうそうw」
「免責事項とw」
「そうそうそうw」
「ここにサインしてってw」
「ペーパースペックは良いけど◯◯◯◯と◯◯◯◯◯◯◯が結構いるかもしれません。みたいなことは言ってるんだけど、大丈夫かな・・みたいなw」
「それも良し悪しありますけれどもね、先にそう謳われちゃったら・・そもそも論にもなりますし」
「ねっ」
「できればね、期待感と共に会場に行って・・」
「そう!そう!」
「楽しかったねって終わってくれれば良いんですけれどもね」
「そう!そう!あわよくばマッチングしてくれれば・・いいんだけどね・・ふふふw」
「あれですね・・そこまで心配されちゃうブロック男もなかなか甲斐性がないですね」
「たしかにっ!w たしかにっ!w」
「めちゃめちゃ心配されて・・呼んで大丈夫かしらこの人達に・・女性の前に立たせて大丈夫かしらって」
「ホントだよ・・。アジェンダがヒドくて」
「ふっふっふw・・いま企画中なんでしたっけ?」
「いま企画中・・」
「具体的には」
「ブロック男のテレグラムみたいなのがあるんですけれども・・あの、出てくる企画案がヒドくてw」
「輪読会とかですか?」
「なんか言ってることがよくわからないっていうかw」
「Wallet作りましょうとか、そんなやつですか?」
「言ってる意味がわからないんですよね・・・記事になりそうなこととか全然喋ってないんですけど・・?」
「んはっw いや・・大丈夫ですよ・・タヌキの人のときもそうだったんで大丈夫ですw なんとかなりますw」
「本当ですか?タヌキの人のときもそうだったんですか?w」
「なんとかするんで・・w」
「低ハッシュレート男子のためのマイニング術・・、ブロックタイムの長い人必見、オフチェーンに持ち込むべき15の理由・・とか」
「あっはっはっw」
「言ってる意味がわかんないよね」
「言ってる意味がわかんないですね・・まーニュアンスはわかりますよだからあんまりこう、いわゆる・・少数派の人達の・・モテない人達のための・・なんとかするための術を考えたいみたいな」
「適当な術をw」
「ワンチャン・・なんとかゲットしたい、モテないけど、みたいな」
「ワンチャンw そういうことねw ・・・モテないことを楽しむことによって、モテないよね俺たちっていう」
「なはははっていう馴れ合いというか」
「そう、連帯っていうか・・連帯ね・・・良くないよね」
「壊していきましょうかw あれをw」
「あれをなー、、まぁ心地いいんでしょうきっと・・うん」
「そういうことですね〜」
(中略:オープンソースカンファレンスの話とか)
婚活パーティーの話
異性と出会うキッカケ自体はたくさん作れる時代ですが、果たして一人の異性を選ぶことが出来るのでしょうか?
「婚活パーティーとか行ったことないんでわかんないですねー。結構きついと思うんですよね、メンタルいると思うんですよね」
「いると思いますよ多分」
「プロフィール書いて渡すんでしょ?カードみたいなのに、スペックを・・」
「なんかね、今多分多いのが5人対5人くらいでやって、だんだんグルグル回ってくやつで、10分くらいトークして、印象良かった人と番号交換みたいなやつが多いらしいんですけど」
「はいはい」
「短期決戦じゃないですか、ペーパーのスペックと見た目の印象と、ちょっとした掴みで興味を引くしかない」
「そこで人目引けたら・・もう免許皆伝じゃないですか?」
「そうそうそう」
「出来ない人達が集まってる」
「そう・・」
「おそらく」
「どうなんだろう・・結構女の子とかは出会いがない系の子がなんかそういう場に出てるらしくて・・あぁでも当たり外れあるって言ってたな・・」
「女性独特の目線とかはあるのかもしれませんね・・単純に選びきれないんじゃないかと思うんですけれどね、いっぱい並べられても」
「難しいですよね、多分その一瞬で掴みを出来る人って少ないから・・いたら多分その人に(人気が)集中するんじゃないですかね、多分・・わかんないけど」
「選びきれないんじゃないかな・・・また次もあるしって思うと」
「あーそれある、よくマッチングアプリやる人が陥る罠ですよ」
「最近そういうの多いじゃないですかアプリとか」
「多い」
「人に会わなくても出会いのキッカケを探せる反面、選びきれないみたいな」
「それそれ、それ、、」
「お互いにね」
「それなんですよね・・」
「いずれ本当のアレがわかんなくなるみたいな・・」
「たしかに」
「1人を選びきれない」
「そうなんだよねー。・・ブロック男たちはどこで出会いを求めたらいいんですかねー」
編集長が考える、ブロック男が彼女を見つけれそうな場所とは
モテコンサルではありませんが、自分なりにありそうなシチュエーションを探してみました。
「まぁ・・(熟考)、・・会社」
「会社!」
「社内恋愛」
「社内かぁー、社内に男しかいないしw」
「◯社がでかくなって、一般OLを雇えるくらいになれば・・」
「ああ〜〜w」
「◯◯さんが幹部になって」
「そうだねw」
「いま完全に◯◯さんを思い浮かべて喋ってますけど・・w」
「ウケるwww 完全に◯◯さんを・・w」
「暗号通貨業界・・勉強会とかは自分たちがオーナーやってるってこともあって、そこで色恋沙汰は彼らは絶対やりたくないと思ってると思うんですよ」
「あっそうなんだ」
「キッカケは見つけてもね、荒れる(かもしれない)から、上手くいってもいかなくっても」
「へー」
「そういうところは中立性をもたせたいタイプだと思うんで、やっぱ社内恋愛ですね」
「そうなんだw」
「はいw いちばん身近だから、仕事してる側面も見せれるし」
「そっかそっか、たしかに、幹部ともなれば大分ね、箔もつくし」
「社長もモテますけど、まわりの執行役員くらいのが一番リスクなくてモテるじゃないですか」
「いいね〜♪ たしかに、たしかに、たしかに! ・・・◯社、急成長しないと・・」
「あっはっはw だから上場してもらわないと・・w」
「とりあえずね、5年以内くらいに」
「そうそうそうw あの・・(省略)」
「そうだよねー」
「上場して、彼らに新しい出会いを・・吹き込んでもらわないと」
「たしかに、◯社と共にありですね運命は・・」
「目論見書に書かないとダメですね」
「はーっはーっはーっw ・・ヤバい面白いねw」
「従業員の既婚者率を上げる」
「そうだね、メルカリみたいにアプリ代を出してくれるとかw」
「そうそうそう」
「上場にかかってるな、従業員の生活が・・w」
(中略:オフレコ:◯社の設立経緯の話、持株比率の話とか)
「わかんないです・・憶測なんで。がっちりガメてるかもしれないですけれどね」
「グ◯◯◯の◯◯さんとかもさー(省略)」
「あー、△△さんでしたっけ、投資、お金を出した側は」
「たしかそう・・(省略)」
「まぁでも仕方ないですよね、投資する側は優秀な人材に早い段階で(割安で)投資できれば、それは才能じゃないですか」
「まぁねー」
「適正価格ばっかり払ってたら商売なんないじゃないですか」
「そうそうそう」
「セドリしないと」
「セドリねw ねー」
「そういう能力もね、その代りマーケティングとかその他上場のための作法とかを教えてもらって・・」
「まぁねー」
「技術ベンチャーにありがちな、技術以外の部分が弱くて、その辺りをサポートしてくれるなら・・そこに価値を見い出せば自分の株を多く売るかもしれないし」
「まぁね」
「(今の状況から)抜け出したいんだろ?お前たちって言われたら・・w」
「ちぃ・・!www」
「抜け出したいです!!!って・・」
「いっひっひっひwww」
「オトナの世界に行きたいか?って・・」
「可哀想!」
「行きたいですっ!!!って・・」
「ちょっとその辺ね〜」
「ちょっと良いところ行こうって・・飲み屋に連れて行かれて・・」
「あ〜wかわいそ〜w」
「麻布に・・麻布に連れて行かれて・・」
「麻布のラウンジに連れて行かれて、良い夢見させてね・・」
「(僕たち)こういうのやりたかったんっす!!!って言うピュアなエンジニアとかいるかもしれないし・・・w」
「かわいそうだな〜〜、マネーリテラシー大事だな〜〜」
「まぁ2社目があるから・・一回1社目でね、まさにその、モテない男性の最初の一人だと思えば(とりあえず付き合っとけ、ヤッとけの意)」
「うん!」
「諦めもつくじゃないですか」
「たしかに!」
「結果的になんかね、それでブランドが付いて、株は持てなかったけど2社目はその時の暖簾が付いてるから・・」
「たしかにたしかに!」
「って考えれば諦めも付くんじゃないですかね」
「たしかにたしかに!」
「めっちゃ執着してね、最初の会社だし絶対この製品をって思ってるのが株の力で追い出されちゃったりっていうのはあるかもしれないですけれども・・もうそんな時代じゃないんじゃないかなって・・」
「たしかに」
「流石に・・じゃあ2社目やればいいじゃんって、ソフトウェアだったら特に」
「たしかにね、恋愛と一緒ですねw」
「そうそうそうw」
「ふへははははははwwwwww」
「心配いらないですw」
「まぁでも誘い水となる、この一匹目がいるってのがどっちにしても大事ですよね、仕事でも女性でも」
「そうそうそうそう」
「そうなんですよ・・誘い水なんですよ・・」
「ふっふっふっw 誘い水誘い水・・」
「そう・・っていうことをミートアップで言っていこうと思います」
「是非・・(ブロック男たちに女性と)接触する機会を与えてあげてください」
「来ないんですか?ミートアップは・・」
「時期いつでしたっけ?」
「8日かな・・12月8日の土曜日!」
「12月8日・・まだちょっと予定が不透明なんで・・年末は大阪にいると思うんですよ」
「あっ、そうなんだ、大阪にも拠点があるんですか?」
「実家があって、年末年始実家で過ごそうかなってだけなんですけれど」
「あっ、なるほどなるほど」
「東京戻ってまたすぐに大阪行くって感じなんで・・まだちょっと帰る日決めてないんで・・」
「ふーん」
「まぁ、、僕の立ち位置的にも既婚者ってのもあるし・・」
「たしかに・・w」
「ソルジャーとして・・」
「ソルジャーとしてw」
「動員されたらもう・・」
「あははw」
「一生懸命戦いますけど・・」
「あっはっはっはっwww」
「ねー」
「もう監督する立場になりましたんで・・」
「そうですね」
「彼らを・・」
「ご予定合えば是非・・」
(編集注記:ブロック男交流会は盛況だったようです)
さいごに
インタビューはまだ続いているのですが、一旦ここで打ち切りとさせて頂きます。
理由としましては、やはりオフレコが多すぎるという点につきます。
黒ギャルさんは仮想通貨投資歴は約半年と短いものの、暗号通貨界隈のメンズとの交流は続いているようです。
仮想通貨相場の状況が上向けばまた界隈に戻ってきてくれるかもしれません・・
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