Bchdが高速同期モードを搭載したクライアントと共に0.13.0-beta2をリリース

2018.12.30

BCHNews編集部

こんにちは、BCHNews編集部です。

2018年12月20日、Bitcoin.comが運営するBitcoin Newsより、以下のツイートがありました。

2018年12月19日、BitcoinCashのGo言語実装「bchd」の開発者であるChris Pacia氏(@ChrisPacia)が、Mediumに“Announcing bchd 0.13.0-beta2 with Fast Sync Mode”という記事を投稿し、BitcoinCashノードBchdが高速モードで1時間強で同期する内容について発表しましたので詳細について紹介したいと思います。

bchd 0.13.0-beta2について

本リリースで追加された機能は以下のとおりです。

  • reindexchainstate起動オプションと3つの新たなRPC呼び出しを実装
    reconsiderblock/gettxoutproof/verifytxoutproof
  • 新たに追加された高速同期モード:高速同期オプションをユーザーに提供する(BitcoinCashとBitcoinCore間の)最初で唯一の実装
  • 以前は、フルノードを稼働させるにはジェネシスから140GBのブロックチェーン全体をダウンロードして検証しなければならず、通常システムにもよるが半日以上かかっていた。
  • -fastsyncオプションを使用してbchdを実行することができ、約3GBのデータのみをダウンロードし、1時間強で起動可能

https://github.com/gcash/bchd/releases/tag/v0.13.0-beta2

高速同期方法について

  • IPFS(※)からブロックの高さ556767に設定されたUTXOのスナップショットコピーをダウンロード
  • 有効性を確認するために、ハードコーディングされたチェックポイントに対してUTXOのECMHハッシュ(Elliptic Curve Multiset Hash)を検証
  • フルブロックをチップに同期
  • localhostでIPFSデーモンを実行している場合は、IPFSを介してUTXOセットをダウンロード(そして他のユーザーにシード)
  • IPFSをローカルで実行していない場合は、IPFSゲートウェイからダウンロードされる。

(※)IPFS・・・Inter-Planetary File System:分散方式でハイパーメディアを割り当てるより分散型のピアツーピア方法を可能にするネットワーク

bchdは、チェックポイントに含まれているUTXOセットのハッシュが正しいことを、完全なノードを持つ(起源から同期された)bchdユーザーが独自に検証することを可能にするutxotoolをリリースしています。

高速同期モードは起源に戻るブロックチェーンの完全なコピーを持たず、整理モードとは異なり、古い履歴ブロックは削除されないため、当該機能が必要な場合は、–fastsyncオプションに加えて–pruneオプションを実行できると述べています。

さいごに

2018年11月18日のベータ版ローンチから次々とサービスを発表するbchdですが、年始にもBCH双方向支払いチャネルのリリース予定が控える等、来年も新たなサービスから目が離せないでしょう。

BCHNewsでは過去にもbchdの取り組みについて記事を掲載しているのでよろしければご覧ください。
【過去記事】
Bitcoin CashのGo言語実装、bchdの紹介
BCHに高度なプライバシーを提供するNeutrino Wallet登場

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