第2回:暗号通貨界隈ガチ勢に会いにいく(最終)

2018.11.07

furusake-s

こんちには、BCHNews編集長のfurusake-sです。

この記事はタヌキの人のインタビュー続編となります。
これまでの経緯をお知りでない方は過去の連載記事『第2回:暗号通貨界隈ガチ勢に会いにいく(2)』を一読されることをオススメします。

【過去の連載記事】
第1回:暗号通貨界隈ガチ勢に会いにいく
第2回:暗号通貨界隈ガチ勢に会いにいく(1)
第2回:暗号通貨界隈ガチ勢に会いにいく(2)

タヌキとウサギのカチカチ山対談(続編)

(開始45分・・タヌキの人はまぁまぁ仕上がってきました)

前回の最後は暗号通貨に興味を持ったきっかけとかのお話でした。

「・・なんかやだね、ちょっと自分語りしちゃうのやだね、なんか」

「ふふふw オッサンになった証拠ですよ、オッサンになった証拠w」

「自分語りするビットコイナーはなんかクソっていうオレの中のイメージがあるんだけどw」

「大丈夫です、これインタビューなんで、自分のこと話して下さい。」

「なんだよもうwwww」

「もともと理系なんでしたっけ?エンジニアをやられてるっていう理解であってますよね?」

「それはオフレコでお願いします!(キリッ」

(前回はここまで)

(前略:タヌキの人は普段何やってるのかって話)

あまりプライベートは公開したくない御様子・・

(中略:タヌキの人からの逆インタビュー、私の学生時代の話、新卒時代の話、名字の由来とか)

ジハンに会いに行った時の話(昔話)

(去年のCashとCoreのハードフォークの直前に、内モンゴルにあるBITMAINのマイニング工場の見学&ジハンとディベートするツアーが宍戸健さん主催で企画された。)

「僕の話はいいんですよw」

「ね、聞きたいことが多すぎる・・。あぁ、自分語りすれば?まず」

「どこでですか?」

「全然リーチしてないのはさ、ウサギさんが全然あの何者かわかってないのもあると思うよ」

「プロフィールとか全部隠してましたもん、それなりに。ググればすぐに社名ぐらいはわかると思うんですけれども」

「こないだジハンのところ行ってたでしょ?」

「あー去年の話ですかね?(CashとCoreが)ハードフォークする前のタイミングですね」

「行ってたよね、(ミスビットコイン)まいちゃんとかと」

「健さんに誘われて」

「誰が行ってたの?大石さんとか?」

「大石さんはねー、結局来なかったんですよ、(ジハンと)ディベートする場に来なかった。まぁ、飛行機が飛ばなかったのかな?」

「うーん」

「ジミーさんは来ました」

「ふっふっふふwww ジミーさん」

「あと、BTCNewsのザキヤマさん、まいさん、この2人は(マイニング)工場には行けなかったんですけど、北京のBITMAINのオフィスには行けた感じですね」

「うーん」

「早朝発の北京から内モンゴルに行く飛行機に乗れなかった人達が半分くらいいたんですよ、当時天候が悪くてダイヤが乱れてたんです」

「行けなかった人がいたんだ」

「それで行けた人と行けなかった人がいたんです、僕は前日北京入りしてたんで乗れたんですけど」

「はいはいはい」

「であと、マネパのヨリコさん、西村ヨリコさんは行けた」

「ヨキコさんでしょ」

「ヨキコさんかな、うん、ヨキコ(依希子)さん。ヨリコさんはビールの方ですね、すいません、ヨリコさんは関係ないです」

「ほんで?」

「ジミーさん、ヨキコさん、あとネイル」

(中略)

「これくらいかな、行けた人達は。行けなかった組は、あとはボクシングの杉田さん」

「ミスタービットコイン?」

「はい、彼らは北京までは来れました。今井さんも北京まで」

「今井博士?」

「今井博士。あとは三重県の・・」

「韓さん?」

「韓さん。あっ、韓さんは内モンゴルまで行けてましたね。そんな感じです、あと数人いましたけど。ジャパン選抜です、ジャパン選抜」

(編集注記:斎藤創弁護士も内モンゴル組でした!)

「ジャパン○○組合だね」

「はいそういうことですw」

「ひゃっひゃっひゃっwww」

「○○○グループっすw」

「ひゃっひゃっひゃっひゃっwww」

「僕その時マイニングやってたんで、日本のマイニング勢兼トレーダー勢という守備範囲で行きました。だからジハンにアルトコインのASIC出すのか?とか質問しましたよ」

「えらい」

「ほんで、ジハンはNVIDIAのチップをメッチャ買ってるって言ってました。」

「へー」

「結局、出てきたじゃないですかZcashのASICとか、ああいうの出る前の話なんで、まぁまぁ真摯に答えてくれたんだなと思いますけどね」

「へー」

「あとAIのチップとか作ってるって言ってましたね」

「ふーん」

「AI事業とかやってるじゃないですか、BITMAINって」

「まー正直さ、その辺の話どうでもいいんだよねww」

「ふっふっふっふwwww」

「聞いといてそんなこと言いますそれ?w」

「すいませんw 聞いといてごめんねw」

「聞いといてw どうでもいいとかwww」

「マイニング、マイニングがねー、そもそもちょっとナンセンスだと思ってるんだよね」

ジハンとのディベート後に記念撮影したときの一枚(セルアウトしていきます)

PoWコインユーザーとPoSコインユーザーそれぞれの立場の違いについて

ようやく、主題っぽいところまできました。

「あー、言うてますもんね、エコ派ですもんね」

「エコ派っていうか、マイニングいる?」

「ふふふw まあ当時はアレですよ、偽造防止のためにある程度コストを払うっていうコンセプトじゃないですか」

「その辺の話とか引っ張ろうよ、エコ派対PoW派の話」

「まぁ結局なんかPoWという存在が、当たり前というか、前提になって、その上の議論しているじゃないですか。そもそもPoWの概念がなかった頃の話なんで」

「プロトコル脳はね」

「(Satoshiの)ホワイトペーパー時代に遡れば、別にそれでお金のしくみが実現できるんやったら、素晴らしいことだよねって、ところですよね。そっから先をちょっと見すぎですよね」

「なんかこう深読みしすぎる人いるよね」

「ちょっと深読みしすぎですね」

「その辺わかってるなと思うからねー、その、ウサギさんをオレは結構リスペクトしてるんだよね」

「あっははw そうですかw」

「だって、超いるでしょ、なんかその頭でっかちな人の話聞いてるとズレてんなーって」

「ああ、うん・・」

「素晴らしい仕組みだけどね」

「当時はね、出来なかったことが出来るようになったって話なんで、そのタイミングでね、PoWの是非はまぁ一旦置いておいて。ビザンチン将軍問題ってやつを解決することが出来ましたよと、デメリットもありますけれども」

「素晴らしいね」

「まぁそれはそれでいいじゃないですか」

「あとはポジトークだよね」

「それが普及し始めた頃に改めてPoWというものを問題視して、いわゆる研究者によくありがちじゃないですか、課題を解決するための研究をするっていうか、それも全然アリだと思いますよ、基礎研究の上でやる応用研究みたいなものなんで」

「あれだ、高くなってきた、意識がw」

「ひゃっひゃっひゃっひゃっwww」

「さすが大卒w」

「いやいやいや、、でもそういう話でしょ。俺たちだったらこうするぜっていう、まぁアルトコイン誕生の理由じゃないですか」

「そうそうそう」

「アルゴリズムいじってみようかとか、なんかチェーンの仕組み変えてみようかとか」

「うん、なんかその、ビットコインが凄いものだってのは誰でもわかってることじゃないですか」

「たしかに」

「ビットコイン最強だし、ビットコインほど広がってる、ネットワーク効果っていうの?元祖だし、ビットコインは最強なのはわかりきってた上で、他にチャレンジしてる人達がいるわけでしょ?」

「あ、じゃあNEMの話してください。NEMに傾倒した理由とか、Zaifが担いでるってだけですか?」

「一番はじめはそこで、なんだろう買ってみようと思って、でWalletとかいじくったりしてると、あ!これ貧乏人に優しいなって」

「貧乏人に優しい・・あー、マイニング機器とか要らないからって話ですか?」

「そうそうそう、ブロック報酬ももらえるし」

「ハーベストで」

「今はちょっと値段が上がりすぎちゃってて、、昔は誰でももらえたから」

「ハーベスト」

「ハーベスト報酬」

「はい」

「なにこれいいじゃんって。その辺のStake型のコインって感じで」

「はいはい。PoSの中では(歴史)早いほうですかね」

「早いほうですね。NXTとか、色々あるけどアレ全然報酬もらえないからなーw」

「はいはいはい」

「NEMをいろいろ調べたらやっぱ便利だったんだよね。・・NXT触ったことあります?」

「ないですね」

「NXTすげー機能いっぱいあってすげーって思ったけどやっぱイマイチ使いづらい、あとライトウォレット系が弱い」

「はいはい、僕WAVESとかICO入れて、(ライトウォレットの)画面とか見てたんですけど、よく出来てましたけどねー」

「WAVESはオレも全然ありだと思う」

「あれももらえるんですよ、Stake報酬」

「WAVESの報酬イマイチよくわかんないんだけどオレ」

「いわゆるデリゲートですね、スーパーノードもあります」

「その辺調べる以前の話だったんだけど」

「WAVESのオーナーが以前別のコインやってたんですよね」

「NXTのアセットやってたんじゃなかったかな」

「あー、NXTの話に繋がりますか、それの次にやりはじめたやつなんですよね、で二番煎じというか二回目だからってんでそういうの嫌ってる人が一部いたみたいなんですけど」

「あれ〇〇〇〇〇〇絡んでたでしょ」

(中略:〇〇〇〇〇〇さん、〇〇〇〇と、その周りの人たちの話、〇〇〇など)

「・・・なんでこんな話を知ってるのかわからないけどねw」

「そうなんですよ、なんでそういうところに詳しいんですか?勝手に調べちゃうんですか?手が」

「全然ねぇ、なんだろ」

(中略:タヌキワールド展開、話は横道へ)

「・・・今何飲んでるんですか?」

「氷結ピノ・ノワール」

「氷結ピノ・ノワール」

「ストロングだね、甘いやつ。もうウイスキーはいいや」

「また今日使えない話ばっかりしてるけど」

話を戻します

「へっへっへっwww まぁNEMの話は意外と、純粋にいちユーザーだったんですね」

「ユーザーですよ」

「なんか推しっぷりがハンパないから、客観的にみるとZaifの中の人なんですよ、やっぱり」

「でしょ」

「それは誤解されても仕方ないくらいZaif推しのNEM推しだったんで」

「言うたらZaifがNEM扱う前からNEM推しだったから・・さっきの話に戻るけど、使いやすく送金が早くて報酬がもらえて」

「PoSに魅力を感じたと」

「そうだね」

「マイニングと比べて」

「貧乏人でもチャンスのあるなっていうのを・・。もともとマイニングの機械なんて買ったら嫁に殺されるし」

「はい」

「できないわけですよ」

「今から始めるのも遅いですしね」

「全然遅いし、やりこめないし」

「今から始めるんやったらどれがいいかなって探した結果がNEMだったと」

「もうね、たぶんね、使ってる人の大半はマイニングとかどうでもいいと思ってるんだよね」

「それはわかります」

「その辺はね、平等だとかって言ってる奴がいるけど平等でも何でもなくって、送金さえちゃんと出来ればいいと思ってる人が大半、ほとんどだと思うんですよね」

「たしかに、まぁ持ってる通貨は値上がってほしいし、そういうことでしょ結局は」

「まぁ、、、使えりゃ良いかなって?」

「はいw」

「ひゃっひゃっひゃっひゃっwww」

「送金できる、たかだか支払手段でね、そんなイキるところでもなくてね、送金できればいいのよ、ポイントでもいいわけですよ」

「はいはいはい」

「仮想通貨って誰のための仮想通貨って言ったら使う人のためでしょ、じゃないんですか?」

「まぁ地域経済が仮想通貨毎に出来る感じですよね、今のところ」

「そうですよね。別にそれでいいじゃないですか」

「はい、まぁお互いのことは別に不干渉でも何も困らないですね」

「そう、全然困らないし。NEMはやっぱり便利だし、ノードも自分で建てれるし」

「はい」

「別に非中央集権厨二病のやつらが言うように何から何まで非中央集権でなければいけないみたいなこと言う人達たくさんいますけど」

「はいはい」

「そうなったからってじゃあさわれるのっていうとほとんどの人はさわれないと思うし」

「はいはいはい」

「あんまりなんていうの、お前らだけでやっててくださいっていうか、なるじゃないですか」

「僕たちは僕たちで好きにやるんでっていうね、いわゆるあれですよね」

「そうそうそうwww 嫌なら他行ってくださいねってねwww」

(後略)

さいごに

インタビューはまだ続いているのですが、一旦ここで打ち切りとさせて頂きます。
理由としましては、オフレコが多すぎるという点と、NEMについては改めて話したいとの申し入れがタヌキの人からあったためです。
今回のインタビューはお楽しみ頂けましたでしょうか?お楽しみ頂けたのであればタヌキ、ウサギは本望でございます。
今後ともBCHNewsをよろしくおねがいします!

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BCHNews編集長
セブンバニーズ株式会社 代表取締役
1982年生まれ、大阪府出身、B型
趣味はロードバイク、三国志大戦、イカを釣ること

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