aeternity、複数枚のGPUでマイニングすることが可能に(Ubuntuのみ)
2018.12.18
BCHNews編集部
こんにちは、BCHNews編集部のきなこです。
æternityが、ubuntuでマルチGPUでのマイニングができるようになりました。
使用方法
リリースパッケージにはマイナーが含まれていないので以下を行って自分でビルドする必要があります。
詳細はこちらをご覧ください。
- CUDAツールキットのインストール
- CUDAマイナーインストール
- エポックノードの構成
マイニングに使用するGPUデバイスの指定は-d引数を使用して設定します。
アドレス0のデバイスを設定する例
mining:
cuckoo:
miner:
executable: cuda29
extra_args: "-d 0"
edge_bits: 29
hex_encoded_header: true
デバイスのアドレスは
nvidia-smi
で取得できます。
æeternityの紹介
基本情報
通貨名(シンボル) | æternity(AE) |
---|---|
通貨ベース | EthereumのERC20トークン(MainNetのAEとSwapできる) |
公式サイト | https://aeternity.com |
White Paper | https://github.com/aeternity/protocol |
CoinMarketCap | https://coinmarketcap.com/ja/currencies/aeternity/ |
総発行枚数 | 273,685,830 AE |
売出し枚数 | 233,020,472 AE |
特徴
ステートチャネルによって、スマートコントラクトをオフチェーンで実行できます。スマートコントラクトは、予め取引条件を決めておき、その条件が達成されると自動的にその取引を実行する仕組みです。オフチェーンとメインチェーンを同時進行で処理するため迅速な取引ができ、スケーラビリティ問題についても対策が施されています。オフチェーンであれば自分の情報は公開されないのでセキュリティ面でも優れています。現実世界のデータとの連携を目的として組み込みのOracleがあります。また、開発を容易にするためのネーミングシステムが付属しています。開発言語はErlangが採用されています。
Cuckoo Cycle
aeternityでは、PoWとPoSのアルゴリズムを組み合わせた独自のコンセンサスアルゴリズム『Cuckoo Cycle』を採用しています。
『Cuckoo Cycle』のPoWは、CPUではなくDRAMを使用するためあまり電力が消費されません。また、マイナーの資金保有量が多ければ、PoSを利用して臨機応変にマイニングが行われるため電力効率が良いのが特徴です。PoSはガバナンスにも利用され、æternityのアップデートの是非の投票に、AEの所有量に応じて重み付けした投票ができます。
一言
国内でマイニングするには採算性を無視しないといけない状況が続いていますが、新興のアルトコインは大化けする可能性もあります。
こういうときこそ、掘って楽しいコインをマイニングするときではないでしょうか?w
Cuckoo Cycleは2019年1月15日に正式ローンチが予定されているGrinにも採用されているアルゴリズムですので、試しておいて損はないと思います。
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