Cashport – アプリからHandCashウォレットへ接続するための開発者向けツールがローンチされる
2018.11.08
BCHNews編集部
こんにちは、BCHNews編集部です。
2018年10月26日、BitcoinCash向けのウォレットアプリであるHandcashが、開発者向けのSDK、Cashportのβ版をリリースしました。
Cashport BETA is LIVE!https://t.co/MFZ80wqlSk
Get the free SDK and integrate micropayments into your websites, apps and games, in just a few minutes and with ZERO Bitcoin knowledge required.
Connect your apps and games to the HandCash wallet.#BUIDL #BringTheOasis
— Cashport (@thecashport) 2018年10月26日
Cashportは、BCHによるアプリやゲーム内の課金およびユーザー同士の送受信を容易に実装するためのSDKです。Cashportはオープンソースであり、公式サイトからGithubのページへアクセスしてダウンロードすることができます。現在、Android版とWeb版が存在し、iOS版については近日公開されるとのことです。
公式サイトでは、Cashportの特徴として以下が記述されています。
- One-Click Onboarding
ワンクリックでHandCashウォレットを通じてユーザー情報にアクセスできる。 - No extra fees
トランザクション手数料以外の料金はかからない。 - Super Safe
BCHはHandCashウォレットに保存されるため、アプリがユーザーのBCHを保持することはない。
Cashportを利用すれば、アプリやゲームの開発者が気軽にマネタイズの仕組みを組み込むことができるようになります。
HandCashとは
HandCashは、BitcoinCash向けのウォレットアプリであり、「NFC(Near Field Communication)」という機能を搭載しているのが特徴です。NFCとは、簡単に言うとEdyやSuicaのように、かざすだけで通信を行える技術です。HandCashはこの技術を利用して、近距離にいるユーザ同士ならウォレットアドレスや QR コードを必要とせずに、スマホをかざすだけでBitcoinCashの送受信を可能としています。
さいごに
最近は、利便性の高いサービスや開発者向けの便利なツールが多くリリースされてきている印象を受けますが、HandCashのかざして送金する仕組みはBCHが通貨として利用されるためには必要な機能であるように思えます。
また、開発者がマネタイズするのに必要な機能を提供するSDKも、今後のサービスの増加のためには素晴らしいことだと思います。
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