Polymath、Security Token Roundtableを開催

2018.08.02

BCHNews編集部

Polymathは、7月12日から14日までSecurity Token Roundtableを主催した。
イベントの目的は、ブロックチェーンに関わる技術や法律や規制やチャレンジなどについて会話すること。

議論された主要分野の一部は以下の通り

ブロックチェーン上でのアイデンティティー

投資家のアイデンティティを確立することは、誰がいつ、誰に証券を譲渡できるかを決定するために使用されるインプットの1つで、KYC&AMLの目的にとって不可欠。
証券トークン標準でアイデンティティを具体的に統合して使用する方法を理解することは会議を取り除くカギになった。

代替可能トークンと代替不可能トークン(ERC20&ERC721)

証券は、代替可能なトークンと非代替可能なトークンの両方の特性の多くを持っている。
組織が発行した同じトランシェの有価証券は技術的に代替可能であり、これらの有価証券に課せられた(所有権と取引の移転に関連する)制限は代替できない。
ほとんどの参加者は、ERC20(代替)標準とそれより新しい互換性のある標準に準拠するために、導入と交換、保管サービスとの容易な統合が重要であることに同意した。

スマートな規則

スマートな契約を使用してプロトコルレベルで規制遵守を確保する能力は、
規制当局と市場参加者の双方にとってゲームを変える。

信頼できない不変のインフラストラクチャと規制要件

暗号コミュニティは不変のトークンに慣れており、通常は、流通市場ではトークンの転送方法に固定機能がある。
証券の場合、規制や法的要件には、秘密鍵の紛失や将来の資金調達ラウンドやその他のライフサイクルイベント(株式分割、新規トランシェ)の発行など、さまざまな状況に柔軟に対応する必要がある。
これらの矛盾する要件を最もうまく管理する方法は、ホットな話題であった。

ライフサイクルイベントと保管サービス/取引所

証券は、元の発行から、配当およびガバナンスの投票、株式分割、発行および資金調達に至るまで、ライフサイクルのさまざまなイベントを経験している。
投資家に代わって有価証券を保有することを望む組織にとっては、クライアントの代理として行動できることが重要であるため、コントロールと標準化された方法を提供することは、セキュリティトークン標準の難しい重要な部分。

ポリマについて

Polymath Network(Polymath)は、セキュリティトークンの作成を容易にする分散プラットフォーム。

BCHNews編集部

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